Thumbs.dbが削除できない時の対処法(Windows 8.1)
エクスプローラーでシステムファイルを表示する設定にしていると「Thumbs.db」というファイルが勝手に作られているのがわかる。
これはエクスプローラーで画像を高速表示する為に必要なファイルのようです。
詳しくは「Thumbs.dbとは」でググってみて下さい。
そもそもシステムファイルを表示するように設定していなければ画面には出て来ないので何も気にする必要はありません。
しかし消したいフォルダを削除しようとすると時折このようなエラーメッセージが表示される事があります。
どうやら「Thumbs.db」が削除の邪魔をしているようです。
エクスプローラーによってファイルが開かれているため、操作を完了できません。
ファイルを閉じてから再実行してください。
と言われた通り、エクスプローラーを閉じてから再度削除を実行しても同じようにまたメッセージが出てしまいます。
要らないフォルダを放置しておくのも嫌だし、マジで困りますよね。
そんな時の対処方法。
これでファイルを削除する事が出来るようになります。
でもエラーが出る度にイチイチ対処するのは面倒ですよね。
なので、まだ何処かに残っているかも知れない「Thumbs.db」を完全に消してしまいたいと思います。
- エクスプローラーを終了する。
- [コントロール パネル]→[システムとセキュリティ]→[管理ツール]→[ディスク クリーンアップ]をダブルクリックする。
- [ドライブ]の一覧で、クリーンアップするドライブを選び、[OK]をクリックする。
- [ディスク クリーンアップ]ダイアログ ボックスで、「削除するファイル(F):」内の「縮小表示」のチェック ボックスをオンにして、[OK]をクリックする。
- 「これらのファイルを完全に削除しますか?」とダイヤログが出るので、[ファイルの削除]をクリックする。
ただ、このままだとエクスプローラーでサムネイル画像が表示された時にまた「Thumbs.db」が作成されてしまいます。
これを回避したい時の対処方法。
- エクスプローラーから「表示」→「オプション」でフォルダーオプションを開く。
- 表示タブを表示する。
- 「縮小版にファイルアイコンを表示する」のチェックをオフにする。
- 「常にアイコンを表示し、縮小版は表示しない」にチェックをオンにする。
- 一度、エクスプローラーを終了する。
更に設定して鉄壁なものにする。
- エクスプローラーを終了する。
- [コントロール パネル]→「システムとセキュリティ」→[システム]を開き、左メニューの[システムの詳細設定]をクリックする。
- 「システムのプロパティ」ダイアログが開くので、[詳細設定]タブにある[パフォーマンス]グループの[設定]ボタンをクリックする。
- 「パフォーマンス オプション」ダイアログが開いたら、[視覚効果]タブを開き、その中にある「アイコンの代わりに縮小版を表示する」のチェックをオフにする。
これで完全に「Thumbs.db」は作成されなくなる(と思います)。
ただし、これらを実行するとエクスプローラーではサムネイル画像が一切表示されなくなりますのでお気を付け下さい。
※上記を設定してもいつの間にかまた作成されてしまい、これをどうにかしてでも阻止したい場合はレジストリをいじる必要があります。
Thumbs.dbファイルを作成されないようにする(設定作業メモ) - アイティせいかつ日記
※補足
「別のプログラムがこのフォルダーまたはファイルを開いているので、操作を完了できません。」
と言うメッセージが表示されてしまいファイルを削除できない場合の対処方法。
- タスクマネージャを起動する。
- パフォーマンスタブで「リソースモニタ」をクリックしてリソースモニタ画面を開く。
- CPUタブをクリックして『関連付けられたハンドル』の検索ボックスにファイルやフォルダの名前を入力すると、検索結果が表示される。
- 必要であれば右クリックで「プロセスの終了」を選択する。